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さっそくフィレンツェの物語を語りたいのですが、その前に!
ゲーム的な「フィレンツェ(イタリア)」の特徴的な部分を軽くつまみ食いしておきましょう。
皇帝派vs教皇派
開始時点、イタリア地方は皇帝派と教皇派の派閥争いの真っ最中です。
ちなみにフィレンツェは開幕こそ教皇派ですが、少し時間を進めると派閥を選べます。
最終的に皇帝派が勝てばイタリアは神聖ローマ帝国領のままとなり、
教皇派が勝てば帝国領の立て看板がごっそり引っこ抜ける仕組みのようです。
とはいってもいきなり大戦争に突入するわけではなく、派閥に属している各国の税収をスコアとして競う、ゲーム的には緩めの対立のようです。
さらに派閥関係なく同盟を組んだりするので一見単なるフレーバー要素にみえます。
| 簡単に言ってしまうと、価値の高い土地を多く持ってる陣営が勝ちです |
しかし、最大の特徴があります。
同じ派閥に属していない国家に対して「派閥の強制」という開戦事由が使えることです。
もちろんイタリアリージョンの国家のみが対象ですが、名前に反して実に征服向きなのです。
通常、ゲーム開始時点から隣国にケンカを売ろうとすると
・問答無用で襲い掛かる
・イベントで請求権をゲット
・議会でうさんくさい請求権をゲット
・ライバルに屈辱を与える事由を作成
これらから選択することになると思います。
ところが、理由無しは重ペナルティ、イベントは確実ではなく、議会は5年に一回ペースのガチャ。
ライバル事由は征服コストが高すぎて小国くらいしか征服できません。
しかし、派閥の強制は征服ペナルティが少ないのです!
| 派閥を変えないなら滅んでしまえ!変えても滅ぼすけど |
ちなみに、2年のクールタイムがあるものの派閥は自由に鞍替えできます。
今回は教皇派を貫きましたが、うまくやれば延々と拡張戦争できます。
だいたい長くても50年くらいでイベントの決着が着いてしまうと思いますが、拡張大好きプレイヤーにはオススメです。
特に日本プレイが良くわかんねぇ!というストレスを抱えた方は、イタリアで戦国時代を楽しんではいかがでしょうか?
vsヴェローナ
少し時間を進めると、いわゆる「最近調子に乗ってるヴェローナを弱体化させようキャンペーン」が発生します。
こちらは派閥争いとは違い、実際にミラノ陣営vsヴェローナ陣営のガチ戦争に突入します。
参加するかどうかは選べますが、傍観を選ぶと共和制が20ポイントも失われます。
運も絡みますが、強国ヴェローナから単独和平して奴らの属国ルッカを切り取るチャンスでもあります。
戦闘はミラノとマントヴァがまあ大体なんとかしてくれるはず…。
チョンピの乱
フィレンツェは安定度が低くなると(30以下)チョンピの乱という困難のトリガーを引きます。
史実でも起こった労働者による反乱で、きっかけを作ったシルヴェストロ・ディ・メディチ(メディチ家)はフィレンツェを一旦追放されました。
しかし選挙で指名すれば統治者として対処することもできます。そう、EU5ならね。
| この世界では別の人物が裏で糸を引いていたのでしょう |
チョンピの乱は関連イベントも盛りだくさんです(だいたいバッドイベント)
なるべく安定度を保ちたいところですが、そうはさせまいと不穏なイベントがガンガンやってきます。
安定度-20するとんでもないものが選択肢もなしにサラっと出てきたりします。勘弁して。
国家変容
フィレンツェは、トスカーナ、そしてイタリアに変容することができます。
しかしながら、現バージョンではトスカーナになると残念なことにフィレンツェの特徴的な研究・イベントが消滅するようです。
まあこの辺は、いつかイタリアにフォーカスを当てたパッチが来ることを祈りましょう。
メディチ銀行関連も無くなるようなので、気になるようでしたらトスカーナになるのは我慢した方がいいかもしれません。
| 我が国で1430年に国営になったメディチ銀行。たぶんトスカーナになると起きなかったイベント |
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