#author("2025-11-27T15:24:35+09:00","","") #author("2025-11-27T15:28:14+09:00","","") [[データ/【ロケーション】]] 更新日: &lastmod; #contents *近接性 [#ld44bca9] 近接性とは、ロケーションがその所有国の首都からどれだけ近いかを示す指標である。 数値は 最大100(=首都と同一ロケーション) で、首都から目的ロケーションまでの「最短経路」を辿った際に消費される近接性コストによって決定される。 **1. 基本概念 [#bcda41d3] ***近接性の計算方法 [#ad2de0e1] ''1.'' 首都の近接性は常に100。 ''2.'' 首都から目的ロケーションに到達するまでの経路上で、 移動1回ごとに「近接性コスト」が引かれていく。 ''3.'' 最終的に残った値が、そのロケーションの近接性となる。 例: 首都 ⇒ A ⇒ B -首都→Aのコスト:X -A→Bのコスト:Y ロケーションBの近接性 = 100 − (X + Y) ***海路経由の場合 [#v3baf0ae] 目的地によっては、陸路ではなく 海域を経由した最短ルート が使用される。 海域のコスト計算は陸路とは別方式で処理される。 **2. 最大支配度との関係 [#v4dcf793] 近接性は、そのロケーションの 最大支配度(Max Control) に補正を与える。 ''最大支配度への補正 = 近接性 × 0.75'' (例:近接性80 → 最大支配度+60%) **3. 近接性コストの計算 [#z5888397] ***A→B 移動時の基本式 [#c8753048] ''近接性コスト = (基本近接コスト + 固定値修正) ×(%補正A + %補正B + …)'' **4. 基本近接コスト一覧 [#uc6fb49f] |移動タイプ|基本近接性コスト|h |陸 → 陸|40(土地による近接性コスト)| |陸 → 海|40(港による近接性コスト)| |海 → 陸|40(港による近接性コスト)| |海 → 海/海洋(Maritime)|5| |海 → 海/外洋(Open Sea)|30| **5. 海域間(海→海)の計算 [#w065e204] 海→海のコストは、''海洋プレゼンス(%)'' を基に以下のように算出される。 ■計算式 ''海→海コスト = { (5 + 海洋固定値修正) × 海洋プレゼンス+ (30 + 外洋固定値修正) × (1 - 海洋プレゼンス) }×(補正A + 補正B + …)'' 海洋=基本コスト5 外洋=基本コスト30 海洋プレゼンスが高いほど、基本コストの安い〈海洋〉で計算できる比率が増える。 **6. 街道と川 [#g2ffcfcd] ***川 [#w484c529] 同じ川が流れているロケーション間は、基本近接性コストが減少する。 -川上から川下:&color(green){-30}; -川下から川上:&color(green){-10}; ***街道 [#re923102] 街道を敷くことで''街道が敷かれているA→Bの基本近接性コストを-20~-35減少''することができる。 -砂利道:&color(green){-20}; &icon(unlock15); 初期から利用可能 -舗装路:&color(green){-25}; &icon(unlock15); 発見時代「印刷機」ツリー内の進歩でアンロック -近代的街道:&color(green){-30}; &icon(unlock15); 絶対主義時代「科学革命」ツリー内の進歩でアンロック -鉄道:&color(green){-35}; &icon(unlock15); 革命時代「産業化」ツリー内の進歩でアンロック ***川と街道の同時存在 [#pc3c900a] 川と街道が両方ある場合、 ''より値が大きく減る方だけが採用され、重複しない。'' 例: 川上から川下(-30) 砂利道(-20) →適用されるのは「川上から川下」の-30 →砂利道の-20は無効 **7. 近接性コストを増大させる要素 [#j54442e3] ***地表環境と植生 [#ef8aaeb3] 下記の地表環境と植生をもつロケーションは、そのロケーションからの移動の近接性コスト計算時に ペナルティを受ける。 |地表環境と植生|近接性コスト|h |山岳|&color(red){+50%};| |丘陵|&color(red){+25%};| |高原|&color(red){+12.5%};| |湿地|&color(red){+25%};| |丘陵|&color(red){+25%};| |海峡|&color(red){+10%};| |丘陵|&color(red){+25%};| |砂漠|&color(red){+5%};| |農地|&color(red){+5%};| |林野|&color(red){+12.5%};| |森林|&color(red){+25%};| |ジャングル|&color(red){+50%};| ***部族割合 [#x9faec87] 移動元のロケーションの人口比率で部族の比率が多い場合、近接性コストが増大する。最大&color(red){+50%};。 **8. 近接性を上昇させる補正 [#h77a5c91] 以下の補正を重ねることで近接性を改善することができる。 ****近接性コスト(global_distance_from_capital_cost_modifier) [#c92cc0a0] 国全体のロケーション間の近接性コスト計算に影響を与える%補正。 ****近接性コスト(ローカル)(local_distance_from_capital_cost_modifier) [#xb686968] この補正があるロケーションからの移動に関する近接性コスト計算に影響を与える%補正。 ****土地による近接性コスト(%)(land_cost_on_distance_from_capital_modifier) [#la75ca28] 国全体の陸→陸の近接性コスト計算に影響を与える%補正。 ****港による近接性コスト(%)(local_port_cost_distance_from_capital_modifier) [#u7ed34f5] 国全体の陸→海、海→陸の近接性コスト計算に影響を与える%補正。 ****土地による近接性コスト(実数)(land_cost_on_distance_from_capital) [#a50cabda] 国全体の陸→陸の近接性コスト計算に影響を与える、基本近接性コスト(土地による近接性コスト:40)を修正する補正。 ****港による近接性コスト(実数)(port_cost_distance_from_capital) [#re15507e] 国全体の陸→海、海→陸の近接性コスト計算に影響を与える、基本近接性コスト(港による近接性コスト:40)を修正する補正。 ****街道による近接性コスト(road_cost_on_distance_from_capital) [#gf31b835] 国全体の街道を通る際の近接性コスト計算に影響を与える補正。 ****海洋による近接性コスト(sea_cost_on_distance_from_capital_when_maritime) [#ofdcb191] 国全体の海洋の近接性コスト計算に影響を与える、基本近接性コスト(海洋:5)を修正する補正。 ****外洋による近接性コスト(sea_cost_on_distance_from_capital) [#q72487ca] 国全体の外洋の近接性コスト計算に影響を与える、基本近接性コスト(外洋:30)を修正する補正。 ****ローカル近接性供給源(特殊補正) (local_proximity_source)[#oe6f65f4] -このロケーション自体が「新たな近接性の供給源」として働く。 -隣接ロケーションの近接性が上がることもある。 -ただし 他の供給源(首都含む)からの近接性の方が高い場合は無効(重複しない)。 -同じロケーションに複数の補正を重ねることが可能で、その場合単純に補正値が合計される。 **9. 補正一覧 [#a97f9c24] **9. 近接性を改善する補正を与える要素一覧 [#a97f9c24] ある程度どの国も使える汎用的なもののみ記載。 #flexlist(データ/【ロケーション】/近接性/modifier)