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※画像は後ほど…。

神聖ローマ皇帝は戴冠以来、カトリックの中心地であるイタリアの支配を目指し続けてきました。
きっと周りからは「ローマ帝国なのにローマねーじゃんw」と煽り散らかされたことでしょう。

11世紀には教皇と対立が本格化し、聖職叙任権闘争やカノッサの屈辱に発展しました。
これが教皇派(ゲルフ)と皇帝派(ギベリン)というイタリア分裂に繋がるのです。

 

始まり

後に、この世界でのフィレンツェの拡張期は1337年から始まったと伝えられることになるでしょう。
くれぐれも暗黒期の始まりと言われないようにしたいものです。

優先的に欲しいのは同じトスカーナ文化のピサ、シエナ、ルッカあたりです。
ピサとルッカは皇帝派ですが、シエナは教皇派。

皇帝派には「派閥の強制」で開戦できますが、教皇派には議会で請求権を作成する必要があります。
1ロケーションしか持たない教皇派の小国にはライバル指定後、屈辱を与える事由を作成します。

ちょっとしたテクニックというかコツがあります。
「教皇派と同盟を結んでいる皇帝派に派閥の強制を作成する」と
防衛に付いてきた教皇派の小国を一気に併合できます。

ピサやルッカは文化ボーナスで外交併合しやすいので属国化予定です。
土地もかなり開発されているので、戦力面でも役に立ってくれます。
あんまり増やすと外交枠が無くなるので注意が必要です。

デッラ・スカラを食い止めろ!

flo-04.jpg

さっそく開戦事由をこじ付けるためにスパイを派遣していると
「に対する同盟」というあまりにも主語に欠けたイベントがやってきました。

参加するとミラノvsヴェローナの戦争に、ミラノ側で参戦することになるようです。
ヴェローナはミラノ同様にイタリアではなかなかの大国で、我々の欲しいルッカを属国にしています。
やつらの好き勝手にはさせん!(開戦事由作るまで暇だし)

参加を表明した翌月、開戦の報が。
うおおおおルッカの占領は任せろ!!

北の方ではヴェローナが押され気味、我々もルッカを占領できました。
ここで悪知恵が働き、ヴェローナに単独和平で「ルッカをおくれ」と頼んだら、なんと承諾。ラッキー!

これもコツがありまして、和平交渉の前だけ「外交評判を上げる」を大臣に依頼します。
すると、外交評価が上がって征服による敵対心が少しだけ下がるのです。
ややプレイヤーチート気味ですが、成り上がりには包囲網が一番怖いのでこれくらいは許してください。

侵略のフィレンツェ

さて、本国ではスパイが派閥の強制を作り終えたとのこと。
さっそく同盟関係を見て、楽そうなところを選びます。
ピサとシエナは北の中堅と組んでる模様。
砦持ちは面倒なので、まずは小国連合から潰していきます。

そしたらいつの間にかピサが参戦してきたり、どんどん参戦国が増えました。
ライバル関係の場合は参加できるようなのですが、その他の連中はなんなんだ。
とりあえず頑張って、ひとつづつ潰していきます。

1347.jpg
1347年のフィレンツェと属国

ここまでやりすぎると包囲網を組まれる可能性があります。
大国が参加すると面倒なので、教皇庁、ナポリ、ジェノヴァあたりの敵対心を下げるため、
外交改善を飛ばしておきます。僕は悪いフィレンツェじゃないよ。

小国は包囲網を組んでも別にいい…というよりもむしろ組んで欲しいところがあります。
特にフィレンツェ州にある「プラト」という国は、ナポリと同君連合を形成しているためこちらからは攻められないのです。
むしろ積極的に煽っていきたいと思います。

と思ってたら「プラトの運命」という、要約するとプラトを売るよ、というイベントが発生。
90ダカットちょっとで高めですが、せっかくなので買っちゃいますか。

議会

悩ましいのが議会の扱いです。
特にシエナへの請求権はさっさと欲しいのですが、中央集権系の法改正も早めに通したいところです。
順調に征服できたおかげですぐにシエナを取るとヤバい包囲網を組まれそうだったので
一発目は法改正にしました。

バルディとペルッツィ銀行

EU5では、フィレンツェには2つの銀行があります。
フィレンツェといえば銀行、銀行といばメディチ銀行が有名ですが「ある意味ではメディチよりもメディチだった」という誉め言葉か貶し言葉か微妙な評価をされているのがバルディ銀行です。
しかし王族に貸し付けができるという巨大な資本を持っていたのは事実でしょう。

領土は持ちませんが国家扱いなので、これで銀行家プレイを楽しむ変態プレイヤー(誉め言葉)もいるようです。猛者過ぎる。
領土を持たないのに包囲網にも参加してきます。参加国に金でも配ってるんでしょうか?

ちなみに史実では、百年戦争をビッグビジネスと捉えたようで、特にイングランドに戦争資金を貸し付けますがなかなかの暴利だったらしく、結果的にはローンの支払いを拒否されてどちらとも破産します。フィレンツェに半沢直樹はいなかったようです。

EU5でも破産イベントがありますが、対象となる国はイングランドとは限らないようです。
この世界線では、なんとチュニスに貸し付けてたみたいですね。
この時代に宗教を超越した最先端な考えだったとは思いますが、最先端すぎたのかもしれません。

破産の報を受けて同情するか、借金を肩代わりして救ってやるか、この世から消えてもらうかの選択肢が。
包囲網に名前を連らねているのがうっとおしかったので、今回はこの世から消えてもらいました。

 

次回予告

 

周りの小国は吸収し、エミリア文化は属国チュセーナに、メディア文化は属国ページャに統治を任せ、ルッカとピサを属国化。
順調に拡張を続けるフィレンツェですが、銀行の倒産を切っ掛けに、不穏の影が膨らみつつあることをこの時は気が付かなかったのです。

 

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